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□いつも君のそばに
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やばい。

やばすぎる。

彩花は焦っていた。

だって、そんな誤解ってない。

あたしはただ、圭佑とはただの腐れ縁で、中学で一緒になって、たまたま高校も一緒だっただけ。

圭佑は私のことただの妹くらいにしか思ってない…いや、扱いから言って、ペットとか、そんな感じ。
私は圭佑みたいな俺様、好きじゃない。
もっとやさしくて、線の細い、ちょっと少女マンガの王子様的な男子がいいのに。


内田くんみたいな。


いや、それはなんだっていいんだけど。

どうして無二の親友に佳佑と付き合ってるとか思われてるの、私。


彩花の頭の中はパニックだった。

目の前には自分の男友達を好きだという親友が、目にいっぱいの涙を溜めて彩花を見つめていた。
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