B二次創作
□短編
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【復活×銀魂】
「私だって…自分の身くらいは守れるようになりたい!!!」
「京子…」
「お兄ちゃんやツナ君に守られてばっかりなんて、私…嫌!!!!」
「だが、それは俺や沢田が好きでやっている事なのだ」
「私は、守ってなんて頼んだこと、一度もない。」
「というわけなのだ」
「アイツにもとうとうそのときが来たってワケか」
「時?」
「ああ、了平には関係のねえことだ。」
「…へ?」
そこは、江戸時代。
空には船が飛び、たまには車も飛ぶ。
道を歩いていくのはカラフルな人間達。
…いや、明らかに未確認生物UMA。
「あ、あれ…ここ…どこ…?」
家を出て、穴に落ちて。
今に、至る。
「えっ、なんだろう…み、未来?」
笹川京子は、異世界に迷い込んでいた。
それも、かなり特殊な。
「え…?え…?」
トリップ、したんだろうか。
キョロキョロと周りを見る。
着物を着ている人、洋服を着ている人…様々な人が忙しそうに歩いていく。
あまりにも現実とかけ離れているこの状況に京子は頭が痛くなるのを感じる。
「…あれ?」
「おう、起きたか。」
「えっ、えっ?…あ、起きました。」
さっき自分は倒れた筈…そう思ってキョロキョロと周りを見る。
「大丈夫か?」
「えっ、はい。」
「…しっかしいきなりオメーさんが倒れたもんだからよー…ホント、死んだのかと思ったぜ」
「ご、ごめんなさい…えっと、ここは?」
「ここは万事屋銀ちゃんだなんでも承る…なんでも屋だ」
「あっ、ごめんなさい私お金持ってなくて…!!」
*END*