B二次創作

□剣姫様から
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京子ちゃんへ






あのね、京子ちゃんい俺、沢山言いたい事があって手
紙を書いてみたんだ。

何から話そうかな…そうだ、恥ずかしいけど俺が京
子ちゃんに思ってること、少しだけ話してみるね。

たしか…犬だかカラスに追いかけられてボロボロな俺を
見て大丈夫?って話しかけてくれたんだよね。

あの時、恥ずかしいけど女の子と話したの始めてで緊
張しちゃってすごくどもってて。恥ずかしかったな…
懐かしいね、少しくすぐったくなる。

いいところは少しもないし、かっこいいところも全く
見せられてないし、それでも俺と話してくれる優しい
君がどうしようもなく好きになっちゃって。…へへ、
恥ずかしくなってきた。こんなところで

しかもかっこいいどころかドジばっかりで嫌われ者の
俺に、どうして話しかけてくれたのかやっぱり今でも
不思議なんだ。いつか教えてくれる?

てに余るほどの幸せに、俺は今更気づいたんだ。本
当、大馬鹿者だよね。…これを読んでるってことは
俺ってもう、死んでるんだよね。いつかなんて…もう
無いかもしれないのに。ごめんね京子ちゃん。死んで
るよね、俺。それでも京子ちゃん…いや、皆とはまた
話せるよ。みんなの言葉は俺にちゃんと届いてるよ。

何だか何話してるか分からなくなっちゃったね、俺国
語苦手なんだよ…いや勉強は国語に限らず苦手なのは
変わらないんだけど…
何を言いたいかって言うとね、心配かけてごめんね、
必ずまた会えるから、その時はまた沢山笑って、沢山
話そう。その時まで、少し待って欲しいんだ。

大事なことをまだ伝えてないから俺はまだ死ねない。

君に伝えるまで居なくならないよ、だから泣かないで
欲しい。これがすごく我が儘なのはわかってる。でも
君には笑って欲しくて…ごめんね、こんな世界に巻き
込んでしまって。

少しだけ、ほんの少し…待ってて欲しい。また会える
時、また笑って話せるように。



綱吉より



遅くなってごめんねお誕生日おめでとう!!!
あなたの新たな1年が幸福でありますように…!!小説は縁起でもないけど!!()
未来編で勝負前の大人ツナが京子ちゃんに当てたお手紙です
…気づくかな?

気付きましたともありがとうございますなんて美味しいの…!?

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