Shangri-la
□X far away・・・
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エルフは美しく、気高く、高貴な生き物である。
エルフは実に美しい。
冥王はそんなエルフを妬み、憎んだ。
冥王は多くのエルフを捕らえ、拷問し牢屋へ閉じ込めた。
冥王は捕らえたエルフに苦痛と絶望を与えた。
エルフは苦痛と憎悪で美しい肌は灰色と化し、鉤爪が生え、醜い姿となった。
エルフは長い間暗闇に閉じ込められていたせいか、あれだけ尊んでいた日光を嫌悪した。
冥王は嘲笑う。
どんなに美しいエルフでも、ここまで堕落するのか・・・!
エルフの美しい心は苦痛と闇で、次第に歪んで行った。
醜い身となったエルフは絶望した、己の姿に絶望した・・・
絶望・・・絶望・・・その先にあるのは、怒りだった。
"人やエルフを沢山殺す機械"を創り出しては、全てを破壊する、オークとなった。