short dreams

□アミーン・メ・ラレ
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今でも後悔してるの…



あの時、彼と一緒に離れ山へ行ったなら…


愛している、と言う彼の言葉に、私も、と頷けたなら…



私がもっと強かったなら…






ねぇ、キーリ。
貴方は、今、私の隣にいたでしょう…?









闇の森の外れの、綺麗な花が咲き乱せる大地の一角の、彼の墓の前に、私は立ち尽くす。





まだ、私にはやるべき事がある。

貴方の故郷に、"ある勇敢なドワーフの物語"を託しに。













嗚呼、これが愛だと言うのなら…

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