愛狂注意予報

□苦難
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学校生活には、慣れてきた。いろいろあったけど
及川先生がきてくれたからかもしれない。今まで1人だったんだ
高1の理科を実験するために、理科室へ誘導した

「あ、そっか。高1って僕たちだけなんだ」

「そういえば」

「僕未だに、恭介が16なんて思えないんだよね」

「なんで?」

少数だからこそ、いや……。でも、こういうのは……
理科室にくると鍵を開けて準備をする。にしても、エラい早いな

「先生、手伝うことある?」

「薬品の匂い嫌い」

「木崎、実験嫌いだもんね」

「きょーちゃんも手伝う!」

えーっと、なにするんだっけ? あー、ダメだろ
手伝ってもらいながら、授業を知らせるチャイムが鳴った
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