漆黒の夢

□好きなんだよ
1ページ/4ページ

頭から離れられない。

あの体温。

あの声。

あのときの性行為はただの性処理だったはず・・・

ドレスローザ到着まで後数時間を切った。
気候とかに異変が起きなければ時間通りに到着する。
(ラクア屋・・・昨日のことが忘れられん・・・)
甲板でチョッパーと戯れているカナをじっと見るローは誰にも気づかれないように小さくため息を漏らした。

出来ることならもう一度抱きたい・・・

おそらくドレスローザに着けばもう二度と抱けないかもしれない。

残り時間僅か・・・その間だけでいい、その間に・・・

「大分暑くなってきたな、飲み物でも貰うか」
チョッパーを抱えて台所に行こうとしたとき、ローは小さい声で『ROOM!』と呟いた。
「メス」
一瞬のことだったのでカナは何が起こったのかわからなかった。
「トラファルガー、あんた、何かした?」
「いや・・・」
「気のせいか」
特に気にすることもなかったので台所に入った。
後に残されたローは左手に持っている赤の四角い箱・・・子宮を握っていた。
(30分・・・いや、20分もあれば充分だ)
ローはカナの子宮を片手に誰もいない倉庫に入り、子宮の入り口に指を入れて掻き回し始めた。
子宮は大きく震え、引きつらせていた。
震える子宮に興奮したのかローは中指も追加して子宮を大きく掻き回し、指先を奥に突付いた。
「興奮してくるな・・・これは」
「トラファルガぁああー!!!」
廊下からカナの怒鳴り声が聞こえ、勢いで倉庫のドアを開けて来た。
「あんた!!!何やっている!!!」
カナは凄く怒っているのか感じているらしく、目を潤ませて頬を赤くし、息を荒げていた。

昨日と同じように・・・
 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ