スカフリ(長編??)
□出会い
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深い深い森の中で黄色いハリネズミが倒れてた。そのハリネズミは瀕死に近い状態だった。
「ああ・・・もうなにも気力がないや。嫌われ者は死ぬのか・・・」
そう呟き目を閉じた。
とある朝。
緑色のハリネズミ。今回も盗みを果たして帰る途中だった。
「ふぅ・・・これだけ盗めばしばらく食費はもつな。ちょっと荷物置いたら散歩で森に行くか」
家に荷物を置いて森まで走り出す。
どこまでも走り続ける。
そんな気持ちよさそうに走ってた時。
「ん??誰か倒れてやがる。」
近寄り様子を見る。
姿はソニックみたいだがこいつはスーパー化してるまま。
「お〜い?大丈夫か?てかちょっとやばいか・・・」
俺はこいつを持ち運び家に運んだ。
しばらくして、家に着き俺のベッドに寝かせておいた。
ついでだから看病もしてやって。
「こいつずっとあの森に倒れてたのか??にしても瀕死状態だから、起きるか不安だな。これで死んでたら看病も無意味だったりして・・・」
それから何ヶ月か経った日
『んっ・・・ここはどこ?』
あたりを見渡す。しらない人の家だった。
すると向こうから声がした。
「おっ気がついたか!おまえやばい状態だったんだぜ?」
そう言って近寄る。
すると黄色いハリネズミは構える。
『っ・・・』
「おいおい・・・看病してやったのにそれはないだろ?まぁいきなりだから無理もないか。でもお前その状態で戦えないと思うからあきらめろ」
『お前いうな・・俺はフリートウェイだ。』
そういって構えをやめた。
そして俺の名前を尋ねた。
『お前の名前は・・・?』
「俺様はスカージだ。アンチモビウスの王だ!」
ちょっとドヤ顔してみた。
『・・・・・・・ふ〜ん』
なんか真顔で返された。しかも反応が薄ショック受けた真面目に。
『でも・・・助けてくれたのは、感謝する。』
「おっおう。」
こうしてなんとか俺とあいつは少し打ち解けた