BL

□月夜の晩に
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ねえ、でも、でもね

「私はお前がどこかへ行ってしまいそうで怖いんだよ」

「どこかへって、どこに」

「えっ…つ、月、とか…?」

「ぶはっ!僕はかぐや姫じゃねーんすから!」

「そこまで笑わなくても…」

「ああ、でも…先生が迎えにきてくれるなら、あの月に連れてかれてもいいかな」

ああ、もう…
どこへだってとんでいくさ


三日月に誘拐されて


*END*
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