BL
□下剋上
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「副っ…長…、今日はこれで終わりにしましょう。明日の隊務に障ります」
「ンだよ、あとちょっとくらいいいじゃねぇか」
土方は布団から抜け出す斎藤を不満げに見る。
「駄目です、いくら副長の命令とはいえ隊務を疎かにしては……」
帯を締めようとしていた手を後ろから掴まれ、抱き締められた。
「…はぁ…子供じゃないんですから…」
斎藤は呆れたように土方を押し返す。が、さらにきつく抱き締めれた。
耳に息がかかり、斎藤はピクッと反応した。
「何だよ…斎藤だってやりてぇんじゃねぇか…」
「…………/////」