風光る
□お散歩
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久しぶりの休み。
外は暖かく、桜が満開。
「神谷さん。お散歩しません?お花見も兼ねて」
「お花見はお花見で皆でどんちゃん騒ぎするくせに;いいですよ。お洗濯もちょうど終わったし。行きましょう」
「わーい♪あのですね、最近とってもおいしい甘味処見つけたんです!!」
総司は目をキラキラさせながらセイを見つめる。
「どーせそんなこったろうと思いましたよ…えぇ…」
「さ、いっきましょー♪」
総司はセイの手を引いて屯所の門をくぐった。
「なぁ、最近神谷疲れてるように見えるのは俺だけか…?」
「俺も思う…」
「相手が野暮天キングじゃなぁ…」
セイに同情する隊士たちであった。
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