風光る

□さよなら
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また、あした



そう言っていつも微笑んでいた

大好きな人を悲しませないように自分の痛みを隠してきた


なのに


「お…きたせんせ…!?」


手いっぱい溜まった真っ赤な血


「ゴホッ…は…ぁ…か、みやさん、大丈夫です、大丈夫。ハハ、情けないな…」



「っ、笑い事じゃないです!!だって、いつもはこんなにならなかったのに…!!もしかして前からずっとそうだったんですか!?」
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