銀魂
□てるさんにお願い
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そうだねィ、と同意してやりたかった。
だが好きな子をいじめたくなるのか、神楽にはつい冷たい態度をとってしまう。
「可哀想だな。皆と外で遊べないなんて」
神楽が傷ついた顔をしたのを見て、沖田は後悔した。
「あ…いや…」
沈黙。
「…雨じゃなくても、曇りとかだったら…。…雪、とか」
雪、と聞いた瞬間、神楽の肩がピクッとなった。
そして沖田はそれを見逃さない。
「うん。雪がいい。雪が降って積もったら皆で雪合戦」
笑いながら神楽を横目でみると、微かに頬を染めていた。
「な。雨より雪」
「…うん」
てるてる坊主
てる坊主
あした雪にしておくれ
*END*
(雪っててるてる坊主逆さまアルカ?)
(さぁ…?)