その他
□FRIENDS
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「……怒りすぎちゃったかな…」
いくら母の手作りで大事にしていたとはいえ、光も馨もそのことを知らないのだ。
ただいつもみたいに軽い気持ちでやっただけ。
ハルヒもいつもはあそこまで騒ぎを大きくしない。
「…今さらかな…」
あんなに怒鳴っておいて、二人の謝罪も聞かず部を飛び出して。
きっと皆に迷惑をかけた。
気まずくて顔を合わせづらい。
でも謝らなくちゃいけない。
ハルヒの頭の中で色んな思いが渦巻き、ハルヒは二人への誕生日プレゼントを見つめて、ため息をついた。