リョーマ受け小説

□丁度いい関係だよ。
2ページ/3ページ

ボーッとしているといきなりベッドに倒される。
「ちょっと!何してるすんのさ!?」
「とっととしろ。」
「シャワー浴びさせてよ。」
「罰ゲーム、だろ?」
そういってリョーマの服を脱がしていく。
「ちょっとアンタなに...っ!」
「景吾だ。」
「別に聞いてないけど...っ!!」
全て服を脱がせると景吾は固まってしまった。
「ねぇ、何してんの」
「あ、いや...お前ホントに初めてじゃねぇのか?」
「は、初めてじゃない。」
「嘘だな。」
素っ裸のまま口論する二人。

「お喋りは此処までだ。」
「ぁっ...」
景吾の手が胸に伸びる。
「ひゃっ...ぅ...」
「スゲェ感度じゃねーの。」
「舐め、んな!あぁっ」
「下、起ってるぜ?」
精一杯景吾を睨み付ける。
「...っ誘ってんのか?」
指が入ってくる感覚。
「んぅ...っ」
「もっと声出せよ。」
景吾の指が前立腺を掠める。
「やっ何...っ、やめっ!」
ビクッと躰が反射的に跳ねる。
「イくの早ぇよ。」
「早く...っ終わらせて、よ...っ!」
白い肌にスラリとした足。其処らの女よりも美しかった。
景吾は自分自身を宛がう。
「いっ...たい、景吾痛いっ!!」
「馴れろ。」
「むりっ、あぁっ!」
溜まった涙がシーツに染み込んでいく。
「はぁっ、ん...うぅっ」
「おい、シーツ握ってたら手に傷着くぞ。」
「あぁんっ...ひぅっ!?」
痛みがだんだん快楽に変わってきた。
「け、ご...っんぅ!!」
「............ リョーマッ!」








気付いた頃には一人だった。
景吾って人、帰ったよね。此処からどうやって帰ろう.......
「よぉ、もう立てるのかよ?」
「景吾、まだいたの?」
「お前それ失礼じゃないか?」
本当は居てくれて助かった。
道もわからないし動けない。
「手加減って知ってる?」
「初めてじゃないなんて見栄をはるからだろ。」
景吾はしっかりと始末をしてくれて、服も着せて貰った。
「........ありがと」
そう微笑むと、顎を上げられキスされた。
「ちょっ!!」
「どうせもう会わねぇんだしいいじゃねーの。」
「んんっ.......っは、」
男となんてしたことないけど、嫌じゃなかった。
「もう行くか。親に心配されんだろ。」
「別に。心配されないよ。」
「心配しねぇ親なんていねぇよ。」
「親居ないし。」

沈黙。
「そうか、だからか。」
「何が?」
「小学生がグループのチームリーダーだなんておかしいと...」
「ちょっとまて。俺中1なんたけど?」
「...え」
沈黙。

「最悪。明日部活あるから寝たいんだけど、この部屋使ってもいいの?」
「あ、あぁ。明日のあさには出る予定だ。」
それだけ聞くと布団に潜り寝てしまった。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ