高佐以外
□千葉×三池 また今日も
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最近、ちょっと気になる子ができた。
交通課でよく由美さんといるツインテールがよく似合う彼女。なぜだか、初恋のあの子と重ねてしまう。
知り合ってそれなりにたち世間話ぐらいはするが、実は未だ名前を聞けていない。俺がヘタレなのかタイミングが悪いのか・・・
俺はためいきをつき。のこりのコーヒーをすすった・・・
「あっ・・・」
声がした方をみると、彼女だった。
「千葉く・・・さんも休憩ですか?」
「あっあぁ君も?」
「はい」
「えっとー、何のむ?おごるよ」
自販機にお金を入れてか ら、聞いた。
「いっいいです。自分で買います。悪いですから。」
「遠慮しないでよ。この間は世話になったし。」
「じゃあ・・・カフェラテを。」
「りょーかい。はい、どうぞ」
「ありがとうございます!」
こうしてみてもやはりあの子に似ている気がしてしまう。
「そういえば、君の・・・」
ブーブーブー
ずっと気になっていたことを聞こうとした時、携帯のバイブ音がなった。
「あっごめん」
「いえ」
その電話は目暮警部からの呼びたしで、出動の命令だった。
「ごめん、事件が。じゃあまた。」
「あっ、はい。また。あの頑張ってください」
「ありがとう」
また今日ももうちょっとのところで・・・本当にタイミングが悪すぎる。