MAIN
□その声で殺して
1ページ/3ページ
私はまだ貴方に捕らえられたまま…
貴方から抜け出せないでいるの。
―この声で殺して―
何かにのまれそうな時がある。
それは、現実であったり、夢の中であったりする。
頭蓋に大きな衝撃が、
鼓膜には痛い程の振動が、
眼球は視点を失い、
体内の血液は突然冷たくなり、
感覚がすべてなくなる気がした。
なんとも言えない心地の悪さ。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ