小さな幸せたち。

□小さな思い。
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ピピピピ....ドカッ!!!

「イデッ!なんで目覚まし時計が落ちてきたんだぁ!?」

朝から痛い思いをした。
時計を確認した

「7時か....え!7時!?やばい!大地に怒られる!」

私は名無しさん名無しそして、お隣さんの息子、澤村大地と幼なじみ。
まぁ、そんな関係なわけで、朝は一緒に登校の毎日。
大地は怒ると怖い、本当に怖い。
遅れたら、ひどいことになる。

てなわけで、急ぎます。

大急ぎで用意した結果、

「間に合った!いってきまーす!」

母に挨拶をし、玄関を出る。

「おはよ...って!いない!?」

大地は玄関の先にいるはずなのにいない。

おかしいな...。

大地の家に行ったら、大地のお母さんに

『あら?もう学校行ったわよ?
てっきり、名無しちゃんの
こと迎えに行ったのかと思ったわ』
と言われ、急いで学校に向かった。

「なんで先に行ってんだよー!」

ガラッ!

教室に着き、ドアを勢い良く開けた。
「あ!名無し、ごめんなー?朝練あってよー」
大地が告げた
あ、そうかIH近いのか...

「そ、そうか!じゃあ、明日からは別々だね!」

「ああ...」

「??」

「ほら、名無し、HR始まるぞ」

「あ、そだね!」

そして私は席に着いた。

「明日からは別々かぁ。」
私はボソっと言う
ちょっとだけモヤモヤするんだ。

小さな思い。

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