夢 アインシュタインの脳味噌

□図書室とルシフェル
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放課後

しまった!昼を食べてから、図書室でサボっていたのだが『ルシフェル』と言うシリーズ物の小説に夢中になって、今何時だ?
私は時計を見た、7時1分…
あーかーん!7時30分になったら正門しまるじゃねぇか!今から全20巻を棚に直して図書室から玄関まで走って…
あー!もう、ヤバイ!
そんな事を考えている時だった
ギギギ…ガァガガ…ザーッ
スピーカーから嫌な音がした…

貴「この時間に放送でもr」

ザーッザザッ

母さん、母さん、どこへ行た 紅ゐ鑫魚と遊びませふ♪

母さん、歸らぬ、さびしゐな 鑫魚を壹匹突き殺す♪

まだまだ、歸らぬ、くやしゐな 鑫魚を貮匹締め殺す♪

なぜなぜ、歸らぬ、ひもぢゐな 鑫魚を參匹捻ぢ殺す♪

泪がこぼれる、日は暮れる 紅ゐ鑫魚も屍ぃぬ屍ぬ♪

母さん怖いよ、眼が光る ピカピカ、鑫魚の眼が光る♪



………!!?
流れてきたのは夢の中でよく聞く童謡…
貴「『鑫魚』だ…」

ズンっ…
と身体が重くなり、息苦しくなる
貴「これ、ヤバイな…」
私は目頭を押さえる
貴「こりゃあ、コンタクト…外した方がいいかな…」
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