メルストBL

□笑顔をみせて
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最初にカーターの店に行ったり
他の家とかにも行ってみたけど
アイツはいなかった

探すことにも疲れたから
町外れの大きな岩の
あるところまで行って休んでいた

今日の夜空は雲が
ひとつもない月がきれいな日だった

『こんな景色アイツもみてんのかな』

そんなことを思うと
自然と涙が出てきた

『本当なら横にいるはずなのにな』

また探すことにした
家に戻ってるかも
しれないので家に帰ると
明かりがついていた
窓からアイツが見える

なにかを書きながらうつむいてる
俺はその顔を見て決心した

アイツに今の気持ちを聞こう

しかしいざとなるとドアが開けられない

でもうじうじしてたって仕方ない
そう自分に言い聞かせて


ドアを開けた
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