メルストBL

□夏の夜と潤む瞳
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村は夏が来たと同時に
夏祭りの準備を初めている

女は祭の屋台で出す料理を
お男はその屋台を作っている

ユーヴェンス君は
木を伐採して屋台を作る準備を
している

僕は村の見回りをしている

その夜
ユーヴェンス君と僕は家で
王国の報告書を書いていた

『なぁライアン今年の屋台のクレープウサギさんの焼き目がはいってるんだ
俺が考えたんだぜ!』

『ユーヴェンス君が考えたなら
楽しみだな』

彼は子供みたいにとても無邪気に笑っている
とても可愛らしいし愛らしい

でもそんな恋人の笑顔も
当分見れないと思うと悲しく
なってくる

実は僕一週間後に
部署変えで3年この村に
戻ってこない

しかしその事を僕は彼に
話せずにいた
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