ミコリン受け
□焼きもちの代償
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次の日野崎は俺を見張る
ようにずっと後ろにいて
俺を見ていた
かなり視線が気になるが
野崎には話かけにくかった
廊下をわたるたびに
たくさんの女子に
『御子柴くーーーん!』
『こっちむいてー!!』
この声を聞くとなぜか
体が反射的に
『なーんだ子羊ちゃん達
今日はいちだんと多い
じゃないか
そんなにかまってほしいのか』
っ、やってしまった
のさ野崎の視線は鬼のようだった
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