ミコリン受け
□焼きもちの代償
3ページ/6ページ
次の日野崎は俺を見張る
ようにずっと後ろにいて
俺を見ていた
かなり視線が気になるが
野崎には話かけにくかった
廊下をわたるたびに
たくさんの女子に
『御子柴くーーーん!』
『こっちむいてー!!』
この声を聞くとなぜか
体が反射的に
『なーんだ子羊ちゃん達
今日はいちだんと多い
じゃないか
そんなにかまってほしいのか』
っ、やってしまった
野崎の視線は鬼のようだった
俺は放課後、野崎にさらわれるように
野崎の家に抱え込まれた
野崎の家に連れ込まれると
どんっとベットになげられた