【黒蝶幻舞】
□第四話
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【八番隊】
はぁ…やっと半分か、結構疲れるな。次は…京楽と眼鏡副隊長か。眼鏡副隊長は堅物そうだけど…融通聞きそうだし……どっちだろうな。
『失礼します、十番隊の霧夜です。書類をお持ち致しました。』
少し間が空いて扉が開く。開けてくれたのは副隊長の伊勢七緒だった。
「隊長は今は所用で居りません。代わりに私が預かります。」
どうやら本当に居ないらしい。どうせまた浮竹の所でサボってるんだろ。
『すみません、お願いします。』
「はい、確かにお預かりしました。……私は例の噂、現場を見たわけではありませんからどちらの味方にもなりません。中立に立たせて頂きます。」
『えぇ、構いませんよ。…ですが、その他の方々はそうではないようですね。』
突き刺さるような視線を沢山感じるからな。ま、別に構わないさ。
『それでは、失礼します。』
■八番隊■
・京楽 ?
・伊勢 △
・その他 ×
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