シェアルの愛の巣窟
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□夏の過ち NEW!
7月――――――
蒸し暑い梅雨があけ、本格的に夏が始まろうとしている。
アルルは新しい月が始まり、今月はどんな事が起こるのだろう、期待に胸を膨らませていた。
昼下がり、アルルは家の家事をひととおり終わらせ、散歩に出かけた。
入道雲が真夏の青い空を引き立たせ、真夏の太陽が青い川を輝かせる。その、周りには立派な木々が立ち並んでいる。木々の中央部辺りにはアブラゼミがミーンミーン…と鳴いている。
アルルは夏がきたなぁ…としみじみ思い、時々吹いてくる風が気持ちいいな、と感傷に浸っている。
すると、近くの木々から唸り声が聞こえてくる。
アルルは危険を察し、急いでその木々の方へと向かう。
その、木々にはシェゾがいた。唸り声の主はシェゾだったのだ。
「ちょっと!シェゾ、どうしたのさ!!」
アルルが必死に呼びかける。だが、聞こえてくるのは唸り声だけだ。
アルルはすぐさまシェゾを抱きかかえて、アルルの家にテレポートで運ばれる。
それから、30分後、シェゾはアルルのベットの上で目覚めた。
「アルル…?ここは…?」
シェゾは間が抜けたような顔をアルルに向ける。
「…君、熱中症で倒れてたんだからね!死んだかと思っちゃったよ…」
アルルは涙目になり、すぐに溢れんばかりの涙をポロポロ流す。
シェゾはベットから立ち上がりアルルを強く抱き締める。
「すまない…心配かけたな…。」
シェゾはアルルの前髪をどけ、額にキスをする。
そして、アルルの目に溜まった涙を指で拭い、唇にキス、をする。
まるで、永遠の愛を誓うような長い長い…キスを2人で交わす。
□トランジスタグラマー NEW!
シェアルです( ´ ▽ ` )
アルルさんは幼児体型じゃない…そうだ…幼児体型じゃないんだ…
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