文化祭と愉快な仲間達

□文化祭と愉快な仲間達
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私は文化祭実行委員



そして隣にいるのは彼、山本武君






幸せなときは早く過ぎていく






今はHR中で文化祭の出し物を決めている
こういうのは一つに決まるものだと思っていた
だけど、劇と喫茶店の丁度半々に別れていた

「…どうしよう」
「困ったのな、隣のクラスも劇に決まったらしいし一緒にやんね?」
「それいいかも!」

そういうときには山本君が頼りになる
その後、ガリ勉が集まっている隣のクラスに相談すると
皆が忙しくて中々出来ないから快く承知してくれた

内容とかも此方で決めていいらしい
余った人たちは交代で喫茶店…いや、仮装喫茶をすることに
ただの喫茶店ではつまらないらしいので仮装することになった

「劇は…多数決でオリジナルで綿波さんが台本作るってことに決定です」

綿波さんはこのクラスでも人気のある男子
親が役者と監督らしく色々とそういうのも詳しい
後は綿波さんが必要としている役の人を決めるだけ

「えっとくじで綿波さんのオリジナルストーリの役を決めます」

またもやくじ引きで決めることに
私は奥の方に手を突っ込み大事な役に当たらないように願った

するとそのくじ引きの棒には…
あれ、あれ…可笑しいよ!絶対可笑しい!
男子役と女子役を分けていなかったから凄いことになっている

決まった役を書き込んでいる黒板

「私がヒーロー役でツナ君がヒロイン役ー?!」
「ちょっと待ってよ!嘘だろー?!」
「誰か反対してよ、もう!」

誰も反対しないし…誰か反対して欲しい!!
ちなみに他の役は…

ナレーター       獄寺 隼人
ヒロインの元恋人役(男)笹川 京子
ヒーローの相棒(男)  山本 武
街娘A(女)      黒川 花
街娘B(女)      三浦 ハル
殺し屋役        リボ山

あれ…他校生が入ってたり私のクラスに役が集中してる
窓の外を見るとツナ君の弟のリボーン君が此方の様子を見ていた
リボーン君(リボ山)が妖しく笑っている…きっとリボーン君の仕業だ

…果たして文化祭は成功するのだろうか?




リボーン君の悪戯

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