文化祭と愉快な仲間達
□文化祭と愉快な仲間達
1ページ/1ページ
泳がねぇ?と誘ってくれた山本君
ああ、私に春が訪れたのかもVv
山本君、大好きです!
私は山本君に誘われ泳ぐことにした
中なので日焼けすることもないので、
精一杯はしゃいで思いっきり過ごそうと思った
でも此処のプールは広すぎる
リボーン君は私たち専用のプールを貸切ってくれた
「競争しない?」
「いいぜ、ゴールまでな」
私と山本君はプールで競争した
楽しくて私は浮かれていた
「…着いた!って山本君が先かー」
「勝ったのなー」
「むぅ…、そうだ!負けたからアイス買ってくるよっ」
「悪ぃな!俺も行くぜ?」
本当は私がアイスを買わないといけないんだけど、
山本君もついてきてくれるみたい…優しいね
こう見えて元ヴァリアーで貯めたお金はかなりの金額のため、
お金にはそんなに困らないし欲望もない
欲望があるとしたら山本君と両想いになるぐらいだ
「おばさん!アイス、八つ下さい」
「はいよ!そんなにアイス買ってどうするんだい?」
「今日一緒に来ている皆にあげるんです♪」
「偉いねぇ…じゃあ一つ百円だから八百円ね」
「あれ…一つ百二十円って書いてません?」
「いいのよ!お譲ちゃん美人さんだからおまけよ!
それに…後ろに彼氏さんが待ってるからねぇ…」
気の良さそうなおばさんのところでアイスを八つ買った
どうやらおまけしてくれたようで嬉しかった
後ろに彼氏と言われて後ろを向くと爽やか笑顔の山本君
山本君を見てちょっと頬が林檎色に染まった
「じゃあこれで…」
「あらまあ、ブラックカードなんてこの年で持ってるなんてねー」
「兄がキャバローネのボスで元ボンゴレのヴァリアーだったんですよ」
「凄いわね、噂で聞いていたけれどそう思えないぐらいに美人さんだわ」
「煽てても何も出ませんよ!」
私はブラックカードを持っている
ヴァリアーに入って何年かするとボスから誕生日プレゼントとして貰った
ボスには常識は通用しないと思う…!
此処はボンゴレ経営の室内プールなので、
あまりおばさんはそれほど驚かなかったみたいだ
買って山本君のところへ戻ると、
いつものように爽やか笑顔を私に向けてくれていた
溶けない間に他の人たちにもアイスを配らなくちゃね!
今日も笑顔が素敵な山本君