亜空の使者
□規律を破るモノ
2ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
すでに全員のダメージは60を超えていた。
ガノン使いなら、今が吹っ飛ばし時だ。
ヒカリはＹボタンを押す。と、ガノンドロフが跳ぶ。
一回では低いので、もう一回。ちょうど乱闘中の、マリオとスネークがいるあたりに。
そのままヒカリはＡ＋↓を入力した。
落雷蹴。ガノンドロフの全体重をのせた踏み潰し攻撃が、マリオに直撃した。
マリオはまっすぐ上に飛んでいく。
ﾏﾘｵ「ハハハハハハーーーーっ！！！」
ﾃﾞｲﾙ「ぎゃーー！！マリオーー！！」
デイルの叫びも虚しく、マリオは情けない悲鳴と共に、輝く星と化した。
と、その時だった。
ガノンドロフの背に、巨大なエネルギーの塊・・・サムスの最大チャージショットが命中した。
ｶﾞﾉﾝ「ぐあっ！」
ﾋｶﾘ「痛い痛い！！」
ヒカリは痛くない。
ガノンドロフは吹っ飛ばされるも、なんとか復帰する。
そしてライバルを吹っ飛ばすべく、（かなり遅いが）走りだす。
・・・ヒカリは致命的なことを忘れていた。
スネークが埋めていた地雷・・・マインに。
結果として、ガノンドロフは『画面』前に叩きつけられ、そのまま落ちた。
3・・・2・・・1・・・
Time up
ｽﾈｰｸ「こちらスネーク。これより帰還する。」
乱闘を征したスネーク以外のキャクターは、後ろで拍手をしていた。