亜空の使者
□騎士道のススメ
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敵を倒しながら進む二人は、少しずつエインシャント卿に近づいてきた。
ブルー「いったいどこに行く気なんだ・・・?
ブルーがそう呟いた、その時、マルスが叫んだ。
マルス「ブルー、伏せて!」ブルー「!?」
言われた通りブルーが伏せる。と、何かが高速で頭上を飛んで行った。
そいつは、剣を持っていた。
次の瞬間、マルスとそいつの剣が交差する。
マルスは相手の剣を弾いた。
ブルーは顔を上げた。
そこにいたのは、ブルーのもう一人のパートナー・メタナイトだった。
マルスとメタナイトが、すごいスピードで剣を交えている。
ブルー「ええぇっ!?」
自分のパートナーが争っていたら、誰でも焦る。
ブルー「お、おい、止めてくれよ!」
・・・と、急に地面から、例の埃のようなものが現れた。
マルス「これは・・・!」
埃のようなモノは一つに集まり、またプリムと化す。
と、マルスとメタナイトは一瞬で互いから離れ、プリムを斬った。
が、斬った奴の他にも、プリムはまだ沢山いる。
いつの間にか、三人はプリムに囲まれていた。
ブルー「やばいな・・・。」
ブルーも自分の剣を取る。
マルス「一時休戦だね。」
メタナイト「フン。」
三人は飛び掛かってくるプリムを斬りながら、エインシャント卿を再び追い始めた。
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