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□短文です。
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?「ギャーーーァ!」
志「ん?なんや、いまの」
叫び声が聞こえた方をみると、向こうから燐が走ってくる。
燐「あっ!志摩 助けて」
泣きそうな顔ですがりついてきた燐、何故か女装している。
志「奥村くん、その格好どないしたん?」
坊「待てぇ奥村」
雪「待ってよ兄さん」
志「お二人さんどないしたん?」
坊「そこどけや」
志「いやや奥村くん怯えとるし」
雪「兄さんこれつけて」
燐「ヤダッ」
志「奥村くん逃げますえ」
燐の手をとり猛ダッシュ
燐「ハァ ハァ ハァ」
志「だい…じょ…うぶか?奥村くん」
燐「うん…ありが…とう…志摩」
志「で?どうしてそないな格好しとんの?」
燐「それが、昼寝して起きたらコレ着せられてて」
志「それでか」
燐「俺なんか悪いことしたねかな?」
志「いや、それちゃうな〜きっと」
燐「違う?」
志「おん、 にしてもかわええな〜」
燐「は?……だれが?」
志「奥村くんに決まってますやん」
燐「…かわいくねぇし」
志「いやぁかわええ奥村くんがかわええ服着てめっさかわええわぁ」
燐「かわいくねぇし!…似合わねぇだろ」
志「いやいや、かわええしにおうとるよ。」
燐「//意味わかんね」
志「なぁ奥村くん?」
燐「ん、なに?」
志「猫耳つけてや」
燐「やだ」
志「せっかく助けたったのになぁ」
燐「う゛っ」
志「また同じことすんで、あの二人」
燐「う゛う゛」
志「でもなぁ次は助けられへんかも」
燐「えっ?」
志「着けてくれたら、考えんでもないなぁ」
燐「本当か?」
志「お望みならば」

-数分後-

燐「志摩ぁ着けたぞ」
志「か」
燐「か?」
志「かわええ」
燐「//////」
カシャッ
そのシャッター音に燐は気づきませんでした。
 

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