星空海賊団

□洸:6だな!
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そんなことをして楽しんでいるうちに料理もなくなり、宴も終盤


紫乃「…名前、いつもの。」


『はいはい(笑)』



宴の最後は名前の歌でしめられる


彼ら6人は名前の歌が大好きなのである


名前の透き通っていて、音域が広い声

酒を飲んでいる時に聴くととても心地いい

奏が伴奏し、名前が歌う


これが宴のメインなのである





この広い世界の中で

巡り会えた奇跡

あなたたちに会えたことが

私の幸せ

例え生まれ変わっても

あなたたちに出会いたい

手を伸ばしてくれたあの日を

忘れはしない

この手は二度と

離しはしない





『…ふぅ。』


隼人「ひゅー!名前最高‼︎」


秋「いい歌だったよー!」


蓮「ま、悪くねーな」


紫乃「…良かった」


洸「やっぱ名前の歌は格別だな」


奏「今日は特にきれいだったー」


『え?そうかな?ありがと!』


名前の歌には力がある

昔からそう言われ続けてきた

世の中には幸福を呼ぶ歌と不幸を呼ぶ歌が存在するらしい

名前の歌は前者であろう

彼女の歌は人々に癒しと安らぎを与える


これが名前が【姫】と呼ばれる由来なのであった
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