05/07の日記

22:08
エルラダン&エルロヒア
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ロスロリアンの従者的な



「こんばんは、お嬢さん」

座って星空を眺めていると、背後から声をかけられた。
振り返ると、そこには同じ顔が二つ。

「これは…エルラダン様、エルロヒア様。」

彼女が深々と一礼をすると、双子も挨拶を返した。

「こんな時間まで起きているとは」
「眠れないのかい?」

「いいえ、ただ、星が綺麗なので眺めておりました。ここはロスロリアンの森と違い、星空が近くに感じます。」

「おばあ様の森は、森そのものが星のように輝いているものね。」
「この谷では、耳を澄ませば星々の歌声も聴こえるかもしれないよ。」

「まぁ、それは素敵。」

ふふ、と嬉しそうに笑ってみせた。

実際星空はとても美しい、しかしこの星々の名前を持つ双子らが現れたことにより、よりいっそう頭上の星は輝きを増したようだった。

「もし良ければ、懐かしの森の話を聞かせてくれないかい?」
「旅の疲れもあるだろうから、君の気分次第だが」

「勿論、喜んで。」


綺麗な星空の下、三人の時間はまだ暫く続きそうだ。

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