花の妖精
□ナツVSエルザ
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『ぐぇ!?』
「ちょっと本気なの二人とも!?」
痛い……。いきなり押された。声的にルーシィだ。ルーシィに押された。
「だって、最強チームの二人が激突したら!」
「最強チーム?何だそれ」
「あんたとナツとエルザとラルじゃない!妖精の尻尾トップ4でしょ!?」
『ルーシィ、君はそのトップ4とやらの一人を突き飛ばしたんだけどね……』
「ラル!?」
「いつからいたの!?」と言うルーシィ。こりゃ突き飛ばしたことも気づいてねーや。
僕って、そんなに影薄いのかな?……あ、自分で言ってて悲しくなってきたや……。
「愚たらねぇ。誰がそんなこと言ったんだよ」
『………………………』
思いたある節が1つある。つか、笑顔のまま固まってる人いるし。
「うぅっ……ラル〜」
『あー、ハイハイ』
「ミラちゃんだったのか……」
オロオロしてるグレイを横目に僕は泣きついてきたミラの頭をよしよしと撫でる。てか、ミラの方が身長高いから背伸びしなくちゃいけないんだけど。
仕方ない。
『ルーシィ、』
「え?って!?何ノコギリ持ってんの!?」
僕は想像の世界で出したノコギリをルーシィに渡した。そして、親指を立てる。
『それで身長削って僕に頂戴っ』
「あんたの親指を削り落とせばいいのかしら?」
あれ?ルーシィの目がマジだ。
そうこうしているとナツとエルザの戦いが始まった。
、