花の妖精

□妖精の法律
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〈妖精の尻尾のみなさーん。この声をよくお聞きなさーい〉



突然聞こえたジョゼの声に身構えるが、それは放送だった。



〈ぐぁぁあああ!!!!〉


『!?』



この声……!!


ルーシィが捕まってのか!!



〈我々はルーシィを捕獲しました。そ。一つ目の目的は達成されたのです。我々に残された目的はあと一つ─────それは貴様らの殲滅だ!クソガキども!!〉



ジョゼのヤロー!!


僕を本気で怒らせたな!!


僕は桜の花びらを出した。



『ナツ。僕はジョゼをやる。鉄男は君にくれてやるから、ルーシィを助け出せ』


「わかってる!!そっちは任せたぞ!!」


『ああ!ルーシィを頼む!』



僕たちはそれぞれの目的のために走り出した。


ナツはルーシィを助けに鉄男の元へ。


僕はジョゼをやりにジョゼの元へ。






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