想いを・・・シリーズ

□片思い編1
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片思い編1

想いを・・・シリーズ



またいつもの繰り返し
一人が嫌で不安で誰かにすがりつく
その度に愛おしいと錯覚して
麻酔が切れたかのように
急に現実が舞い戻る・・・・・

その度に思うのは二年前から
いつも貴方なのに・・・・・

周りからの目を気にして
話しかけることも出来ない
誰かに想いを打ち明けることすら出来ない
友達だって「ありえない」
って言うに決まってるから・・・・・

それでも貴方の言葉で
私は救われたんだよ
本当に辛かったとき
話を聞いてくれて・・・・・
言葉をかけてくれて・・・・・

ホントはね
私だけにしてるんじゃない
って知ってるよ?
貴方が私なんか相手にしてないなのも
知ってるよ?
でもそれでも少しでも
貴方の心に入り込みたいの・・・・・

なんて思ってるくせに
何度自分の心を裏切って
忘れられない
大事な人ができちゃって・・・
消して忘れてはいけない
そう思うのにこの十字架を
脱ぎ捨てて貴方に近づきたい・・・・・

どうして?
なんでこんなにつらいのに!!
勇気なんて出ないくせに!!
自分を保つための周りの目を
気にして想いなんか
絶っ対伝えないくせに・・・・・!!
なんでいつまでもだらだら
思い続けるの!!

不安定な私は
きっとまた誰かにすがりつく
貴方を心に潜ませながら・・・・


だからお願いだから
こんな汚い私をみないで
(そんなの嘘)
こんなに醜い私をみないで
(私を見て)
『誰か私を救い出して・・・・・』
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