黒バス short
□実渕玲央
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よし帰ろうと更衣室のドアを開ける
「ちょっと遅いじゃないの」と言う声に目線を向けるとそこには実渕さんがいて
「あれ?実渕さんどうしたんですか?」
「忘れ物よ忘れ物」
「あ、更衣室にですか…?」
なわけないかと思いながらも女子更衣室を指差す
すると「そ。」なんて返してくるから
(え、マジで?!女子更衣室に?え、ちょっと待って実渕さんって女子更衣室で着替えてるの!?)
「あなたをね」
「はい?」
「さっきは気をつけて帰りなさいよなんて言ったけどやっぱ気が変わった送ってくわ、それとも私に送られたら何か都合の悪い事でもあるのかしら?」
「え!?いえ、そんな事は…」
「じゃあ決定ね」
「いや、でも悪くな…」
「黙って送られろ」
食いぎみに遮られ男口調になる実渕さんに圧倒され
「あ、 はい」
頷いてしまう
そしていつものおねぇ口調に戻り
「いい子ね」
キレイな笑顔で