Lovers Slnsensible
□第4号
1ページ/6ページ
バイオレンスなお迎えをみた日、
今日も千代と御子柴は仕事場へ。
千代は、ベタ塗りをマスターした。
「初めは、なんだこれって思ったけど慣れると簡単だよね!」
「お!マスターすんの早いじゃねーか!」
「まぁね!ベタ指定のことならカンペキ…………
(どうしょう…なんだこれ!!!!)」
千代が見つけたのは、校舎横に描かれたネコのマーク
可愛らしいこのマークを見るのは初めてだった。
「あぁ、それは背景担当の人のベタ指定マークだな
×マークと意味は一緒だ」
「背景担当の人?」
「そーいや、俺まだあったことねぇな」
「部活やってるひとだからな。
いつも夜遅くに楓と手伝いに来てくれるんだ」
「(夜遅くに3人で!?
こんなに可愛いマークを使う人と、野崎くんと五十鈴君が…)
…こんなに可愛いマークを使うなんて、女の人以外は、…えェーー!!!??」
ビックリした声を上げた千代の視線の先には
ブリーフがあった。
男なのか、女なのか全く分からなくなり
千代は困惑するのであった。