夢小説 長編
□１話
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芽瑠は、シャイニング事務所に所属している作曲家だ。
本名は、今吉彩乃(朝日奈彩乃)。
なぜ姓が二つあるのか、それは彩乃の姓が朝日奈だった頃に兄弟の一部から虐めを受けていて、耐え切れず支えてくれていた兄弟の想いも虚しく家を出てきたところを今の兄である、今吉翔一に拾われたからだ。
それから早乙女学園に入学して今では有名なST☆RISHの人たちと出逢いデビューをした。そして、シャイニング事務所に入りQUARTET★NIGHTの人たちとも出逢い社長の何気ない思い付きからST☆RISH・QUARTET★NIGHTのメンバーと彩乃の兄である翔一と彩乃のシェアハウス生活が始まった。
音『彩乃〜。おはよぉ』
音也はいつもと変わらぬ笑顔で彩乃に挨拶をする。
「おはよう、音也くん」
彩乃もいつもと変わらない笑顔で音也に返す。
真『彩乃、今日の打ち合わせ俺と一ノ瀬で同行する』
「ありがとう、ごめんね」
真斗の言う打ち合わせの同行とは、彩乃が朝日奈家の人とあってしまった時に素早く対応するためだ。
那『あやちゃん。今日も一日、頑張りましょうねぇ♪』
那月もいつもと変わらぬ笑顔で彩乃に挨拶する。
「うん。那月くんも、頑張ってね」
それに対して彩乃は、音也と同様にいつもと変わらぬ笑顔で返す。
ト『彩乃、聖川さんから今日の事は伺っていますか？』
「うん、大丈夫。聞いたよ」
トキヤと今日の事を話をしながら共有スペースであるリビングに向かう。
レ『イッチー、彩乃。遅かったじゃない』
リビングに着くとソファーに座っていたレンが声を掛けてきた。
ト『今日の運びを確認していただけですよ』
レ『そう言えば、今日の同行者はイッチーと聖川だったっけ？』
トキヤは『そうです』と短く答えれば朝食を摂るためにキッチンの方へ向かっていった。