weise〜ヴァイゼ〜

□ラナチュール
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◇◇◇


2105年

宇宙は、地球以外にも生き物が住むようになっていた。

天界に住む女神デア・スペランツァは家族、家来と共に平凡に幸せに暮らしていた。


ある日厄災の女神キオラが宇宙を滅ぼそうとしていた。

最初に狙われたのは、天界だった。
デアはせめて子供だけはと、
子供をラナチュールという惑星に住んでいる夫婦に託した。

デア「この子をどうか引き取って下さい。この子は将来、世界に平和をもたらす力を得るでしょう」


デアはラナチュールを結界でまもり子供に自分の力を注いだ。

そして、最後の力を振り絞って厄災の女神キオラを封印した。






世界は再び平和が訪れると思われた。
しかし、キオラが残した邪悪な気が人々に降りかかり全ての惑星は戦争、いじめ、絶望、いろんな悲しみにみち溢れていた。
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