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□コウタとの合同任務
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ユーヤが単独ミッションに行っている間、ソーマもまた単独ミッションを行なっていた。魔法の言葉…ココアを作ってやると言った以上、ユーヤより早く帰らなくては。手早く索敵をしていると、人間らしき白い人影が建物内に入っていくのを見かけた。
「人影…か？」
警戒をしながら建物内へと入る。元は協会だったのだろうか、綺麗なステンドガラスが並んでいた。陽の光を浴びてキラキラと光っている。光に照らされながら奥まで行ってみるが、誰もいない。
「気のせいか…」
立ち止まるとタイミングよく、ピピッと端末機から音がした。ポケットから手に収まる大きさの端末機を取り出す。
「こちらソーマ。特務目標との接触はなし。索敵を続ける」
手短に返事をし、索敵を再開した。その光景を割れた窓から見ている人影に気がつかずに…。
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