書籍<原作より>

□入社試験前…
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注意!

   ツンデレ敦君がでてきます、
   もちろん裏です


僕の名は敦 

無自覚のまま『人食い虎』に返事し

暴れていたところをこの人ーー

太宰さんに助けられた

太宰さんはかの有名な異能力集団

『武装探偵社』の一員らしいのだけど


「あ……く…」


遠くから声が聞こえ、

だんだんと近づいてくる


「敦君!」


僕の隣にいるこの包帯グルグル大男…

太宰さんはさっきから僕の名前を

呼んでいたらしい


「えっ?あっ!す、すみません!」


僕は慌てて返事をする、


「どうしたの?私の方を
          じっとみて?」

言えない…


「えっ…と、い、いえ、
        少し考え事を…」


言ったら失礼だよね、


「なになに?私にも
      聞かせてくれ給えよ、」


ニコニコとこちらを向いて聞いてくる

言ったらどんな顔するんだろう?


「そ、そんな聞いて
   喜べるものじゃないですよ、」


言っていいのか?


「いいからいいからー♪」


僕は推し進められて言うことにした、


「失礼な事いいますけど、
太宰さんって本当にあのかの有名な
 異能集団の武装探偵社の方
           何ですか?」


太宰さんの目が一瞬で魚に?!


「えっ…?」


まあ、太宰さんが

上司になるわけでもないんだし
 
大丈夫かな? 



「いや、太宰さんって自殺マニアで、
何を考えてるかわからない時とか、
すんごいおっちょこちょいな所、
      あるじゃないですか?」


一言一言が重い槍のように太宰さんに


刺さっていった、


「敦君、はっきり言うね、」


すんごいダメージだな


顔がいじけた顔してる


「他にも山ほどあるんですけど、
本当にあの武装探偵社の
         方なんですか?」


僕が言い終わり

一寸の沈黙、

すると突然、

太宰さんが僕の腕を掴んだ

前を向かれてて余り見えなかったが

太宰さんが悪魔のような笑みを

浮かべていたような気がする「敦君、まあ、君が知らないだけ
なんだけど、ちょっとこっち来て、」


毎度の事ながら断る事も出来ず

腕の引かれ、商店街の路地裏へ

すると太宰さんは突然立ち止まり

僕の腕をねじ伏せ壁に押し倒し

ニヤリと薄気味悪い笑顔で

こちらを見てきた


「う゛、だ、太宰さん
       い、いきなり何を…」


この体制力が抜ける、


「いや、例えば相手が
どうしても秘密を話してくれない
場合とか、目標を効率よく、かつ、
俊敏に捕まえる時とか、」


何の話をこの人はしてるんだ?


「?」 


「こういう、可愛い顔の子に
いたずらする時、抵抗されないように
するために使うんだよ、」


はい?!

太宰さんに無理やりなキスをされた

息苦しい、

僕はそんな息苦しさから

逃げ出すため、なんとか腕を

振りほどこうとする


「うぐっ!はっ!抜けな…っ!ふ!」


いくらどのように動かしても

ふりほどくことが出来ない、


「ふぁっ!やぁ!」


快楽の湖に溺れ始める


「やなわけ無いだろう!
昨日は襲われてあれだけ
イかされていたのだから!」


「そ、それはぁ!…」


否定出来ない…


「それにこんなにズボンに
染み作っちゃって、もしかして…
期待してたのかな?」


ズボンを上から撫であげられる
 

「ちっ!違いますっ!」


慌てて否定する

本心とは裏腹に真逆の言葉だが


「ふーん」


途端に太宰さんは腕をはなし、

手を頭の上にあげた


「っあ…ふぇ?」


もっと、

もっと太宰さんに触られたい、

無理やり

少し痛く、


「はい、止めたよ、」
 

そんな事…


「え、」


そんな事言わないで下さいよ

太宰さんの優しくてあたたかい 

あの大きな手で

僕にもっともっと触れて…


「どうしたの?早く一回
      家帰って着替えるよ、」


そういいながら僕の服を整え、

腕を引っ張ってくる


「っ!」


僕は少し太宰さんを睨んだ、


「なに?睨まないでよ、
      可愛い顔が台無しだよ」


ああもう!そうです!僕はどーせ

どうせ、

変態だ、


「だ、太宰さんが僕を
こんな風にしたんですから
ち、ちゃんと最後まで
責任取って下さい!」


恥ずかしい、

人生で一回しか言わない

もう一生言わない!

太宰さんは顔がポカァンとしてるし

も、もう!やだぁ!


「え、敦君、ま、まさかのツンデレ!
(しかもむっちゃ上目づかい!
       か、可愛いすぎる)」


はいそうですよ! 

どうせ、僕はツンデレさんですよ!


「…/////」


外は冬の寒さに浸っているはずなのに

僕の半径30センチが

夏の真っ昼間のように暑かった

そして太宰さんは僕の真っ赤に
 
腫れ上がった2つの真っ赤な果実を

激しく吸ったり甘く歯先で噛まれた


「っ!ぁ!太宰さんいきなり!は!激しすぎます!」


「仕方ないだろう、君が想像以上の対応で誘ってきたんだから」


想像がいったいどんなのだったのかは

少し気になったが、

いまは神経をこちらに集中させた


「っあ!んあ太宰さん!ぼ、僕乳首だけでイっちゃいそうれふ!」


呂律が回らない、

それくらい気持ちいい、


「敦君、君、本当いやらしすぎ、

         イっていいよ!」


目の前の景色がチカチカと

白く点滅する


「っふ!ふぁ!ああぁ!」


「んじゃあ次は」


と太宰さんは僕のズボンを

器用におろし、

パンパンに膨れ上がったそれを

口に一気に含んだ、


「だ、太宰さん!そんな汚い所
    舐めないでくらさひゃい!」
 

僕がなめるぶんにはいいけど

舐められるのは


「汚くないよ、敦君だからね、」


ふくまれたまま喋られ、ふたたび

イキそうなきぶんに掻き立てられる、


「っふ!ふぁ!太宰さん!も、もう!放してくらひゃい!っあ!」


や、ヤバい、

まだ口に入っているのに、

出してしもーた

そして


「ゴクッ」
   

飲み込んだーーー!わーー!

これは夢だ、夢であってくれ!


「え!太宰さん!
吐き出して下さい!汚いです!」



本当に!汚いから!出して下さい!


「美味しいよ、敦君のだから、
      甘くて、熱くて、」


「っつ!」


いやらしい顔でそんなこと言われてる

何やってんだ僕、


「これで終わりじゃないよ、」


といって蕾に指を入れ始めた太宰さん


「最後までやるんですか?!」


「もちろん!君が最後まで
責任取れって言ったからね、
んじゃあ、そこの壁の前に
       立って手をついて」


「っ、こ、こうですか、」


スッゴい恥ずかしい


「うん、そうだね、じゃあ、」


細くて長い小綺麗なゆびが

僕の中に入ってくる、


「っあ!」


一点を触られ、妙に反応してしまう、


「っふ!あぅ!」


も、もう!イくっ

と思う目前に太宰さんは指をとめた


「んじゃあ、もうそろそろかな?」


愛おしい指がまるで離れたくないと

でも言うように、糸をひいて

離れていった


「あっ」

 
そんな所を見ているだけでも

感じてしまう


「一気に入れるよ」
 

ああ、この時を僕は期待していた、


「っああ!」


やはり痛い、


「敦君、大丈夫?」


背後から耳元にかけて、

暖かく優しく又、 

どこか寂しさを帯びた声、

僕はこの声が案外好きだ、

僕は声の魅力に取り付かれながらも

返答をした


「だ、大丈夫です!」


「ならっ!」
 

と、言って、太宰さんは僕の腰を

軽々持ち上げ、一気に奥深くまで
 
打ち付け、その勢いのまま激しく

自身を僕の中の一点を集中的に

擦り付けた、


「っあ!あっ!ふぁ!ああぁ!
      は!激しいです!」

でも、止めて欲しくない、

もっと欲しい、太宰さんだけに

もっと触られ快感を与えられたい、

「太宰さん!ぼ、僕もう!
        イっちゃいます!」

僕はこの時初めて気づいた、

何故僕は太宰さんに対して

優しさや、

暖かさ、

愛おしさ、

を感じたり、

太宰さんにだけ触られ、

快感を太宰さんにだけ与えられ、  

太宰さんにだけ、こんな乱れた

僕の姿を見ても良いと思うのか、
 
行為が気持ちいいと言うのも

一理あるだろう、

だが、それよりも根本的な問題だ、

そう、それは、

人間の誰しもが持つ感情、
 
僕は彼のことをいつの間にかを


    愛していたのだ


僕は思った、僕は今すぐこの感情を

彼に伝えなくてはならない、

と、
 
心の中で深く、深く決意した、

〜太宰side〜

「私もそろそろ限界だ、
        一緒にいこう、」

限界が近ずく中、私は考えていた、

彼にとって私はなんなのだろう、

ストレス解消?

セフレ?
 
ただのおっさん?

じゃあむしろ私にとって彼は何だ?

どういう存在だ?

少なくともさっき考えたのとは

全く違った何か、

他の人とはちがう

何かもっと

明るく、

柔らかく、

暖かく、

とても居心地のよい空間にいるような

そうか…

私は気づいた、

なんでこんな簡単なことに

気づかなかったのだろう、

私は彼のことを

いつの間にかに…


愛してしまっていたのか、


しかしそんな事を彼に伝えた所で、

彼はどのような反応をしてしまうか…

そんな事を考えていた、

最中、

リンゴのように熟した真っ赤な顔で

此方を見てきた彼、

彼は、

「太宰さん!っす……」

何かを言った、

重要かと思われる部分が

聞き取る事が出来なかった

「え?」 

思わず聞き返す、

「だ、だからす…好きなんです!」

この子は…

私がいつの間にかに

この子に惚れたのは

こう言う所だろう、

「敦、私もだ、」

私は今、気分が高揚していた、

つい先程まで叶わないと思っていた

恋が今、

今、叶っているのだ、

「太宰!好きぃ!
    愛してるぅ!太宰!」

涙目で此方を向きながら

言葉を発している彼に優しく、

深いキスを落とす、
キスで離れた時に出来た糸は

愛おしそうに宙で途切れる、 

太宰はラストスパートをかけながら

「嗚呼敦!私もだ!私も君を
この世界で一番愛している敦!敦!」

この言葉は

君に届いているかはわからない、

けど、私の一生で最高の愛の言葉、

届いて欲しいな、

「ああぁ!」

彼が先に達し、

その締め付けで私も達した

「っ…!」

彼の中に私の物を注いだ後、

彼の中から自身を取り出す、

彼はさっきの激しさから

眠りについてしまったようだ、
 
クプッっという卑猥な音と同時に、

白濁が彼の太股にツゥっと通う、

眠りながらでも感じているらしい、

あらかたの中の物を掻き出そうと、

中指の第一関節まで侵入しただけで

ひっそりと眉を困ったように

傾かせながら微かに開いた口から

可愛らしい愛響が時折きこえる、

この顔、声、実に愛らしい、

そんなことを考えながら

後処理を完了し、
 
愛おしい身体を背中に乗せた、
 
背中が暖かい、

彼以外の他の人が

乗っかっているのとは

どこか少し違う、

それを実感しながら一旦、

彼のアパートに戻ろうと足を進める、

とりあえず彼の入社試験まであと
 
一時間、


今頃探偵社の方では

最終リハーサルなどを

しているのだろう、

私は今回の入社試験は

心配しなくとも合格すると

確信していた、

しかし、彼の事だ、

私には到底予測する事の出来ない

方法なのだろう、

「んっ、んふっあっ?
        だ、太宰さん!」

「お目覚めかい?お姫様?」

慌てて今の自分の状況下を理解した、

「だだだだ太宰さん!
   す!すみません!
    ぼ!僕!歩けるんで!
        大丈夫です!」

降りようとじたばたしてくる、

無駄な抵抗に過ぎないけど、

「いいよ、乗っかってて、
この方がお互い暖かいでしょ?」 

彼のじたばたが収まり、首もとに

暖かい鼻息がくすぶるようにかかる

背中から感じる彼の暖かさ、

冬朝の肌寒さは、

背中からの彼の暖かさから消し飛び、

周りの静かさから、

もしかしたらこの世界にはもう、

私達二人しかいないのでは?

という錯覚に陥れられる

私は今の状況が

一番落ち着いていて好きだ、

嗚呼この時間が一生続いてくれたら、

この


退屈と、


欲望と、


モラルで出来たような

こんなつまらない世界もうんと

ましになるのではないのか?


「太宰さん…」


突然の発言が、

静かで真っ白な世界に一つの明るい

色がポツリと落ちたような

感覚に襲われた


「何だい?」


彼は下を向き、私に話を進めた


「あの、本当にすみません、
僕、太宰さんが好きとか、
気味の悪い言ってましたよね、
       忘れてください、」


「何で?君は僕の事が好きでは
          無いのかい?」


「え?い、いやそれは、
太宰さんの事好きですけど、
太宰さんは僕のこと…
世の中を何も知らない餓鬼とか、
ただの性欲処理機とか、
って思っているんじゃないかと…」


「なんで?そんな訳ないよ、
私も敦君の事好きだからさ、
でなきゃ私も好きで
あんな事しないよ、
世界で一番、誰よりも愛してるっ!」


彼の身体を私の前に持ってくる、


「えっ?うわぁっ!」


彼の暖かい鼻息がくすぐったく

不規則に私の頬にかかる


「っふっあんっ、んふっんぁ」


いやらしい声が彼の口から溢れる


「もうそろそろ家だからさ、

急に降ろしちゃってごめんよ?」


これからが楽しみだ


   【あとがき】
 
初めてこんにちわ!管理人の悲哀です

長々と文を出してなかったので、

正直、全然自信がありません、

もとから酷い文なのにこれ以上…

本当にすみません!

今後はもっと

良い文にしたいとおもいます!

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