飴
□#2 淫靡
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「下着だけ脱いで。」
みこはいま花柄のワンピを着ていた。
胸は膨らんでこそいるが本人が気にしない為、ブラは着けていない。
私はこれから何をするか全くわからなかった。
~~~~~~~10分前
「お邪魔しまーす!」
自慢の愛想の良さで京弥兄はズカズカと私の家に上がり込んできた。
「あらー京ちゃん!久しぶり。わー随分男前になったわねぇー。」
私のお母さんは京弥兄をみて嬉しそうにしていた。
「恐縮ッスwwいやー美嘉ちゃんも相変わらずお綺麗で。」
美嘉ちゃんとは、お母さんの名前だ。
「まぁ、お世辞も上手くなったのねw
お父さーん!!!京ちゃん来てるよー!!」
「ん?おー!京弥かぁ!!元気にしてたかー?おぉっ随分イケメンになったなぁ!みこを嫁にしてほしいぐらいだ。ハッハッハッ!」
リビングにひゅっと現れてたお父さんはペラペラしゃべりだす。
「……」
昨日キスした相手との結婚なんて急過ぎて考えらんないよ…。