愛多憎生

□情報屋の恋人
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それは次の日の朝だ。

人間は皆朝は誰とむかえるのだろうか、

その世界の中で最も多いのはやはり家族であろう。

だが俺は違う。









「…ん……ッ…んぁ…ぁ…」




「ほら、ちゃんと口開けて?」




「…んむッ…激…ひ……ぁあッ…」



「朝のキスは目覚めのキスだからね」




俺はやっと自分のものになった可愛い名無しさんとの濃厚なキスで目覚める





「………ん…んふ…ッ……」



「おはよう、名無しさん」


何分もした濃厚なキスで朝、目を開ける

あぁ〜本当可愛い名無しさん!!















「トーストは食べれるかい?」


「大丈夫だよ!」


あれから結局俺の家に来た名無しさんはそのまま家に泊まらせた。

まさかシズちゃんと居ただけで自分があんなに独占欲が強い男だと思わなかったし…。



「はい、どーぞ」


「わぁ…美味しそう…!」



そして朝食を一緒にとれる事が出来るなんて気分が良い




「にしても昨日の名無しさんは可愛いかったよ、キスするたびに俺の名前呼ぶんだから」


「い、言わないでよ…!」


「いいじゃないか?さっきもしたろ?昨日より濃厚なやつ」


「もう〜!」
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