HUNTER×PRINCE
□第四次試験
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「皆さん長らくのお待たせいたしました!ゼビル島でーす♪!!えぇ〜ここでは第三次試験のクリアタイムが早い人から下船していただきまーす!!」
可愛いお姉さんがそう説明した直後、周りの受験者達も表情が引き締まる
クリアタイムが早い順って事は私は2番
「滞在期間は1週間!では1番の方どうぞ!」
「じゃボクは行くよ◇」
「ぇ…?…う、うん…?」
何故かヒソカは私に"じゃ1週間後☆"と言って先に行ってしまった。
え…ならヒソカはこの試験一緒じゃないの…?
「…59…2分!では2番目の方どうぞー!」
ヒソカが出発してから2分後、私も同じくゼビル島の中へと入った
ヒソカがいない…
何故だかとても不安だ…
いつもいない人が少し離れただけでこんなにも孤独感があるのか…?
でもそんな事言ってられない…
「私は私でプレート守んなきゃ」
ま、取られる事なんて百歩譲ってないけど。てか取らせないし。
ヒソカがいないなんてただ最初に戻っただけじゃない…
そう思いながらもゼビル島の1日目を過ごした私だ。