国家機密の暗殺者
□行事の授業
1ページ/10ページ
「体育祭??」
「そう体育祭、と言ってもやるのはうちらE組だけだけどね?(笑)」
「殺せんせーが気分転換にって企画したんだぜ!」
クラスに着くとそこには賑やかな皆が私達を待っていた。
「名無しさんさんとカルマ君!ちょうどいい所に来ましたね!今皆で来週の体育祭の話をしていたところなんですよ♪」
「体育祭ってクラス27人でしょ?どうするのー?」
「えっとね、A班、B班、C班3つに分けてチーム戦で行うんだって」
「その通り!ですがカルマ君の言う通りここは27人なので各班には烏間先生と、私とイリーナ先生に入ってもらいます!」
「へぇ〜ビッチ先生が?(笑)」
「何よ?!(怒り)」
どうやらその話で皆盛り上がっているみたいだ…
なるほど、通りで先生達も賑やかな訳だ。
「では皆様、お待ちかねのくじ引きでございます〜!!!」
前原君が中心に場を盛り上げ、仕切る。
イケメグこと、片岡メグさんが見守り役…
私もカエデちゃんと一緒に少し楽しみにしながら見ていた。
「では、まず肝心な各班のメンバーを決めたいと思うので皆さんくじ引きでいきましょう〜♪」
おっと、やはり定番のくじ引きできたか…
「名無しさんちゃん、同じがいいね!」
「本当、私もカエデちゃんと同じがいいなぁ…?」
出来る限りカエデちゃんや有希子ちゃんと一緒がいいんだけど…それに悠馬君も…
そう心に込めながら回ってきたクジを引いた。
「………」