ON A SPY MISSION!
□ MISSION.2
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「もしもし?」
あれからまた月日は流れる、
俺と仁は二人でのミッションが増えた。
木村くんが事務所側に
そう指示したらしい
なんでも俺一人じゃ不安なそうだ
仁本人も俺の単独任務には必ずと言っていいほどついてくる。
やっぱまだ未熟ってことなのか、
『亀梨さん?』
「あ!すみません!」
俺はとっさに返事を返した。
そういえば電話かかってた…
「それでは本日の20時よりミーティングを行いますので、では」
「あ!ちょっ!」
ここでぷつりと電話が途絶えた。
しまったな、
何も聞いていない、
今回もまた仁となのだろうか
もしそうなら同じ電話がかかっているはず…
「聞いてみるか…」
俺は仁の連絡先を見ながらつぶやいた。