仁亀

□いつの間にか
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思えば出会いは幼稚園

俺と仁は幼なじみだった。

危なっかしくて、よく怪我して
おばさんもよく心配してた。

いつだっけ?

幼稚園の時だった気がする。

俺がジュースを買いに行ってる間に仁が知らないおじさんに話しかけられてた。

「ねえ、ぼく、おじさんを助けてくれないかな?」

「は?なんで?」

「おじさん今すごーく困ってるんだ」

「こまってんのか…いいよ!たすけてやるよ!」

「そっか!それならいっしょに来てくれるかな」

「おう!」


「じん!!!!」

「あ!かめ!」

「なにやってんだよ!しらないひとと!」

「あ、ぼくはお友達かな?悪いけど…」





「おじさん、それいじょう
しゃべればおまわりさんよぶよ」
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