仁亀

□お返しの時期
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「ねー、りょうちゃんお返しって何すりゃいいの?」

リア充代表赤西再び登場。

完全に忘れていた。
もうそんなに日が立っていたのか

「…もうそんな時期か、なんでもええと思うで?

まぁ、せやなぁ…定番はクッキーとか
デパートとか今大見出しでうりよるで」

「クッキーか…いいかもしんね!」

今回は早々に帰るのだろうか?

早くお引取り願いたいものだ。

忙しくはないが人のノロケを聞くことほど暇ではない。

つーか面白くない。

それも相手が亀梨と仁ときたら名前聞いただけで胸焼けがするくらいだ。

「じゃ、はよいけ、はよ行って買ってきたらええわ」

そんではよ帰れ、星に帰れ

「えー!やだ!つくるんだーい」

「まさかお前今作るゆーた?」

つくる!赤西が!?粉から物体を!?

それも食べるものを!?

「本気かお前!?亀梨がお前に何したっていうんや!考えなおせよ!」

いくら亀梨のためだとか言っても止めねばならぬ時もある。
このまま見捨てれば亀梨がやられる

「なぁ、仁…よう考えなおせ?お前、料理できへんやろ?
第一な?」

「あ、もしもしぴぃ?それがさぁ、今からクッキー作るから、うんまた今度なー、」

「あー!聞いてへんし!」

でもまぁ仁一人ならばどうにかなるだろうとこの時は思っていた。

「あ、ぴぃも作る?」

「待て、赤西仁、waitや」

「おう!んじゃあとでなー!」

「まてまてまてぇ!ぴぃも来るんかいな!しかも!あいつも作るんか!?」

冗談ではない

ぴぃは仁以上に料理ができないのだ。

できないどころか調理道具すら家にない状態なのに

「あかん…無理や…亀梨、すまん」

なるようになるだろう。

こうなればやけだ。

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