ETCETERE
□愛ゆえに
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ピロリロリン♪
メールが来た。
内容を確認しようと重たい腕を少しづつ伸ばしてやっとケータイを掴み開いた。
『ぴぃ大丈夫かー？』
「大丈夫なわけないじゃん‥！」
思いっきりぶん投げてやりたいところだが
体がだるくてそんな力もない。
「っくしゅい！」
ブビー！と鼻をかんでも息ができなくて口で必死に息をする羽目になる。
山下智久、インフルエンザにかかりました。
しんどくて体は休みたいのに、
暑いし息苦しいし咳は出るしで全くと言っていいほど眠れない。
「りょ‥ちゃ…冷えぴた…」
ぬるくなった冷えぴたを変えて欲しくて
亮ちゃんの名前を読んだつもりだった。
「ｹﾞﾎｯ!あ？俺も…動けん…！」
亮ちゃんも一緒に仲良くインフルエンザになりました。