仁亀
□※どんな時でも抱きしめるから
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俺はかめを車に乗せて家に向かった。
あまり揺らさないように車があまり通らない道を通った。
鏡越しにかめの姿を見るたびにズキンと胸が痛む
今でもまだ小さなうめき声を上げて車のシーツにしがみつく
何度かかめの名前を読んでみるが
返事は一度も返ってこなかった。
途中名前を呼ぶのが怖くなったが
俺はそれでもかめの名前を呼ぶ
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